知っておきたい、里帰り出産の8つのポイント

里帰り出産はしたほうがいいの?しないほうがいいの?」と悩んだことはありませんか?

里帰り出産とは、実家に帰省して赤ちゃんを産むことです。
昔から多くのママが、里帰り出産をしてきました。

里帰りするかしないかを決めるポイントは、「パパが家事や育児に協力してくれるかどうか」という点。

ここでは、里帰り出産のメリットやデメリット、里帰りのタイミングなどに押さえておきたい8つのことついて書いていきます。

[目次]

  1. 里帰り出産のメリットとデメリット、里帰りをする決め手は?
  2. 里帰り出産の時期は妊娠36週目までが目安
  3. 飛行機を使っての里帰り出産をする場合は、早めに里帰りしてください
  4. 生活用品や母子手帳、カメラなど様々なものの準備が必要
  5. 里帰り前に、分娩予約や紹介状の準備をしておきましょう
  6. パパがママの実家にお礼をするときの相場は10万円ほど
  7. 出生届や手当などの手続きは、里帰り先ではなく自宅の地域の役所で
  8. 里帰り出産後は、パパとのコミュニケーションを大切に





里帰り出産のメリットとデメリット、里帰りをする決め手は?

里帰り出産のメリットは、ママの体を安静にできること

里帰り出産のメリットは、産前産後のママの負担が減ることです。

産前産後は、家事がいつも以上に負担になります。
実家であれば家事負担が軽減され、ママの負担が軽くなります。

また初めての出産の場合は、出産やや育児についてわからないことだらけ。
その時、先輩ママであるおばあちゃんが近くにいることはとても心強いです。

2人目以降の出産の場合でも、上の子の面倒をおばあちゃんに見てもらうことができるので、安心して子供を産むことができます。

里帰り出産のデメリットは、パパが赤ちゃんにすぐ会えないこと

里帰り出産の最大のデメリットは、産前産後の長期間に渡ってパパと離れて過ごすことです。

大体3~4ヶ月間パパと離れて過ごすことになるので、夫婦の絆が弱くなってしまうかも知れません。

また、赤ちゃんが生まれてからパパと一緒に過ごすまでに期間が空きます。
これによって、パパの育児に対する意欲がそがれてしまう可能性も。

もう1つのデメリットは、実家の生活リズムやおじいちゃんおばあちゃんとの生活が合わない可能性があることです。
長い間離れて生活していたせいで、実家での生活が体に合わなくなっているかもしれません。

最後に、里帰り出産は普通の出産より費用がかかります。
里帰り出産では、通う病院が代わることで初診料を取られたり、実家との往復の交通費がかかったりします。

これらによる里帰り出産の費用は、平均で6万円弱と言われています。

里帰りを決めるポイントは、パパが家事や育児に協力してくれるかどうか

里帰り出産をするかしないか決めるときのポイントは、パパが家事・育児にどれだけ協力してくれるかによります。

パパが家事・育児に協力できるのであれば、ママの負担が減るので里帰りをする必要はないと思います。

一方でパパが仕事が忙しくて、家事・育児にあまり協力できない場合は、ママの体や赤ちゃんのことを考えて、里帰り出産をするほうが良いかもしれません。

その場合は、パパに産後の赤ちゃんの様子を写真や動画で伝えるのがベター。
赤ちゃんが生まれてから帰宅するまで、パパに父親としての自覚を持ってもらうことが必要です。

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里帰り出産の時期は妊娠36週目までが目安

里帰り出産はいつまでに決めるべき?

まず里帰り出産をするかどうかということは、妊娠20週目くらいまでに決めましょう。
なぜなら病院を移るときに、大体妊娠20週目くらいまでに予約をしておく必要があるからです。

いつまでに里帰りするの?

そして実際に里帰りをする時期は、妊娠36週目までと言われています。
臨月を迎えるといつ出産してもおかしくない状態になるので、その前に里帰りしましょう。

産後いつまで里帰りをしているの?

最後にママと赤ちゃんが自宅に帰宅するのは、生後約4週間の新生児期を経過してからです。
この時期に、医師から赤ちゃんの外出許可がされます。

産後どのくらいの期間里帰りをするの?

ですから、里帰り出産の期間は短くても妊娠36週から生後4週間の2ヶ月。
多くのママは、それよりも長い3~4ヶ月の里帰り出産をしているようです。

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飛行機を使っての里帰り出産をする場合は、早めに里帰りしてください

実家が遠くにある場合は、飛行機を利用して里帰りをする場合も。
その場合、妊娠中期のもっとも体調が安定している時期に飛行機に乗るようにしてください。

航空会社によっては、妊娠36週以降は医師の承諾書が必要となる場合があります。

また自宅に帰宅するときは、赤ちゃんの首がしっかりと据わる生後3ヶ月を経過してから乗るようにしましょう。

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生活用品や母子手帳、カメラなど様々なものの準備が必要

里帰り出産をする場合、自宅で暮らすための生活用品を準備する必要があります。

まず、マタニティ服や赤ちゃんの服などは忘れず持っていきましょう。
また、母子手帳や印鑑、保険証、妊婦検診チケットも必要です。

妊婦検診チケットは病院が変わっても使える場合があるので、捨てずにとっておきましょう。

さらに、赤ちゃんの様子を記録するためにカメラやビデオも持っていくと良いです。
パパに赤ちゃんの様子を見せることで、父親としての自覚が芽生えます。

一方でおむつなどの消費される生活用品は、実家の近くで購入するようにしましょう。
それと、荷物はできるだけ宅配で送るほうが良いです。

あまり荷物がかさばると、実家に持っていくのに苦労します。

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里帰り前に、分娩予約や紹介状の準備をしておきましょう

里帰り出産では、これまで通っていた所とは違う病院で出産することになります。

ですから、里帰り前に医師の紹介状を必ず準備してください。
これまで通っていた病院の医師に書いてもらうことで、里帰り先の病院の医師もママの状態がわかりやすくなります。

紹介状は無料で書いてもらえる場合もありますが、有料の場合もあるのでしっかりと確認してください。

また里帰り先での分娩予約は、里帰り前に行う必要があります。

「里帰り後に分娩できる病院を探したら、すでにどこも一杯だった…」ということがないように、里帰り出産を決めたその日から分娩予約できる病院を探しましょう。

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パパがママの実家にお礼をするときの相場は10万円ほど

パパが、ママの実家に里帰り出産のお礼をするケースもあります。

里帰り出産のお礼金の相場は、滞在期間1ヵ月あたり2万円くらいです。
なので平均3~4ヶ月の滞在期間であることを考えると、10万円弱を見込んでおくとよいでしょう。

ただこれは実家への感謝の気持ちを伝えるものなので、現金以外の物を送っても良いと思います。
実際に商品券など、現金以外で感謝の気持ちを伝えた人も多いようです。

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出生届や手当などの手続きは、里帰り先ではなく自宅の地域の役所で

出生届の提出は、実家ではなく自宅の地域の役所で行うほうが良いです。
なぜかというと、出生届は実家の地域の役所に提出できる一方、児童手当などは自宅の地域の役所でしか申請できないからです。

出生届の提出と同時に手当の申請をしたほうが効率的なので、パパに頼んで出生届を提出してもらいましょう。
なので必要な書類などはあらかじめパパと一緒に準備しておくと、出産後にバタバタしなくて済みます。

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里帰り出産後は、パパとのコミュニケーションを大切に

里帰り出産中はパパと離れて暮らしていたので、家族の絆が薄れがちです。

なので里帰り出産後は、パパと積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
また家事や育児をパパと分担することで、パパに父親としての自覚や、一緒に赤ちゃんを育てるという認識を持ってもらうと良いです。

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