12時間の陣痛を乗り越え、35歳で無事出産。ふーみんの妊娠後期体験記
ハンドル名:ふーみん
1970年生まれ。46歳、A型。子供1人の3人家族。
34歳で結婚、半年後に自然妊娠。35歳で里帰り出産。46歳の現在は、一人っ子に愛情を注ぐ毎日。
結婚して半年で幸運にも自然妊娠することができました。妊娠初期は重い吐きづわりに、後期には足のむくみに悩まされます。
2人目について悩んだ時期もありますが、夫婦で話し合い不妊治療はしませんでした。今は「自分の選択はこれで良かった」と信じて、心から一人っ子育児を楽しんでます。
妊娠8か月はむくみがひどくて長時間キッチンに立てず。じわじわと出産が現実味を帯びてきました。
妊娠8か月目、足全体のむくみがひどく、キッチンで一時間とたっていはられない状態になりました。
15くらいごとに、椅子に座って休みながら料理していました。
このころ、産婦人科主催の妊婦ストレッチ教室に参加してみました。
ストレッチもさることながら、共通の話題がある妊婦さんと接することで、気持ちが軽くなりました。
お腹はいよいよスイカが丸ごと入ったみたいに、パンパンに。
歩くのがやっとになったので、ウォーキングしながらの買い物がつらくなりました。
食材・日用品のほとんどを生協で宅配してもらいました。
寝不足・腰痛に加えて出産がじわじわと現実味を帯びてきて・・精神的にも肉体的にも少しずつ疲れていった時期です。
主人は出張が多く留守がちだったこともあり、遠方の母親に泊まりに来てもらいました。
妊娠9か月目にはお腹がたびたび張って不安でした。入院準備・里帰りと慌ただしく過ごしました。
いよいよあと2か月、お産が近づいてきたこの時期は、お腹が張りやすくなりました。
急にお腹がぎゅーっと固くなるような感覚があって、時々痛みもありました。
主治医からは「すぐ治まれば心配ない。そういった時は無理せず休むように。」との事でした。
しかし、何もかも初めて、しかも35歳という年齢での出産なので、痛みがあるたびに不安になり、正直怖かったです。
入院準備や出産後に必要な諸々を揃えたのはこの時期でした。
入院に関しては病院からのリストに沿って準備しましたが、とにかく必要な物が多くてびっくり。
パジャマだけでなく、産後サポーター、母乳パットなどなど・・なんやかんや、初心者にはわかりづらい物も多くて。
いつ陣痛がきてもよい様に、全部まとめて大きなバッグ入れて、いつでもオッケーな状態にしました。
産後赤ちゃんに必要な衣類や、ベビーベッド、部屋の片づけなど、産まれる前に出来ることはやっておこう、と主人と協力して準備しました。
家のことがすべて片付いた後、妊娠9か月半ばに里帰り出産の準備に実家へ帰りました。
いよいよ臨月。出産への不安からマタニティブルーに。お腹の重さに下腹部が圧迫されてつらかった。
そしてついに妊娠10ヶ月、出産までにあと一か月を切りました。
赤ちゃんの頭がお腹の下部に降りてきたので、胃の部分がすっきりした様で、嬉しいことに食欲が出てきました。
ただ困ったことに、下腹部が強く圧迫されていることで、トイレの回数が増えました。
下半身への負担が大きくて、妊娠後期から悩まされていた腰痛がだんだんひどくなってきました。
そして、お腹があまりに重いので熟睡できないのと、出産の期待と不安とがいったりきたりで、熟睡できない日が続きました。
眠れないとストレスがたまり、実家に甘えている身でありながら、つい母親に八つ当たりしてしまったり、週末訪ねてくる主人に愚痴を言ったり・・。
今思うと、出産直前のマタニティブルーに陥っていたのかもしれません。
分娩時間12時間で大変な出産だったけど、赤ちゃんに会えてとても幸せ!これからも親子で成長していきたい。
予定日より10日早い夜中に、出血があり入院。
痛みは無かったのですが、そのまま入院で様子を見ていたら、夕方から陣痛が始まりました。
しかし、微弱陣痛でなかなかお産がすすまず・・。
子宮口が堅かったのも原因のひとつだったかも、と後に主治医からいわれました。
結局入院してから2日間陣痛が10分感覚になってから12時間というかなり長丁場でしたが、元気な赤ちゃんを無事出産することが出来ました。
赤ちゃんを抱いた瞬間に、出産前あれこれ悩んだこと、大変だったことが吹き飛びました。
産まれてきてくれてありがとう、と心の中で感謝、感謝です。
あれから10年以上たち、そろそろ我が子も反抗期にさしかかります。
子供の年齢を重ねるにつれ、その都度悩みは尽きませんが、親子共に一緒に成長するつもりで育児を楽しみたいです。
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