ニベアって妊娠線ケアにどう？妊婦さんに試してもらいました！

ニベアの主な成分は2種類の油分、石油由来と植物由来のもの。

石油由来の方は、ミネラルオイルとワセリンで、これらは皮膚を保護します。

植物由来の成分は、スクワランとホホバオイル。
人の肌になじみやすく、血行をよくしたり、水分保持を高めてくれます。
だから、石油由来の成分だけのワセリンやベビーオイルより皮膚になじみやすいかもしれません。

でも、妊娠線は皮膚の保護だけで予防することは難しいです。
ではどういった成分が妊娠線に効果があるんでしょう？
次の段落でご紹介しますね。

では、予防したい妊娠線ってどこに出来るのでしょう？
それは皮膚のさらに下の真皮、という部分です。
この真皮が大きくなるお腹についていけなくて切れてしまった跡が妊娠線なんです。

だから、この真皮まで成分が届くもの、例えばビタミンC誘導体やシラノール誘導体が有効と言われています。
他に肌に潤いを与えるセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などが入っているクリームも良いですね。

ニベアは皮膚の表面を保護することには長けていますが、それだけです。
妊娠線予防に効果的な成分は入ってない！のです。

ネットなどで検索するとニベアで妊娠線、予防できました！なんて人も見かけます。
こういうのを見ると、高いお金を払って専用クリームを買うのはもったいないかな、って私もついつい思ってしまいます。

でも、ニベアで妊娠線を防げた人と私は同じかな？って冷静に考えてみたんです。
そういう人は、もしかすると体重が増えなかった、妊娠中も潤っていた、とても工夫していた、かもしれない。

さらに、妊娠線にかける思いはさまざまだと思います。
だから「妊娠線が出来てもまぁしょうがない、なにもしないよりはましだから、身近なものでケアしてみよう」
その気持ちも良くわかります。
でもそれで防げたら本当にラッキーですよね。

そうではなく、ほんとに妊娠線できないようにしたいのよ！
っていう人は妊娠線クリームという選択肢もありますよ。
まず伸びや保湿力がほんとに違います！

伸びが良いと毎日のケアもほんとに楽ちんなんですよ。

沢山あるクリームの中で何が良いかわからない、という人はレビュー記事が沢山ありますので、こちらをご覧くださいね。

妊娠線クリームを探したい人はこちら

ここまで、ニベアの成分や使用感を調べてきましたが、いよいよメーカーさんに問い合わせてみました。

成分の時点ですでに期待は薄まり、伸びの悪さでだいたいわかるものの。
でも、あのCM、、、。
かすかな希望を抱きつつ、コールセンターへ電話してみました。

すると、しっかりとした対応の女性スタッフが下記の回答して下さいました。

「ニベアで妊娠線の予防はできますか？」
「ニベア　スキンクリームは妊娠線の予防に効果があるとは謳っておりません。」
「全身に使える保湿クリームではありますが、妊娠線用の物とは違います。」
「配合成分は缶の裏に書いてあるもののみになります。」

残念ながらやはり、という回答でした。

CMで妊婦さんの大きくなったお腹にクリームを塗っているシーンがあったので期待していたのですが、残念ながらニベアスキンクリームで妊娠線予防は出来ないようです。

ちなみに妊娠線予防に有効なシラノール誘導体については今まで質問がなかったようでご存知ではありませんでした。

昔から身近な存在のニベアで妊娠線を予防するのは、低コストかもしれません。
でも、塗りにくさや成分に物足りなさを感じたら、妊娠線専用のクリームを使ったほうが効果的だと思います。

下にたくさんの妊娠線クリームを紹介しているので是非！参考にしてみてください。

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