妊娠したら知っておきたい、保険の大切なお話

妊娠したら、未来の赤ちゃんのために「保険どうしよう?」って思うこと、ありますよね。
同時に、「保険って難しそう」とか「何をどう選べばよいかわからない」って困ってしまったこと、ありませんか?

確かに、色々な保険会社が色々な商品を出していますから、情報が混沌としていてわかりづらいと思います。
でも、実は、妊娠した時の保険、出産に備える保険の基本はとてもシンプル。
まずは、基本を学んでしまいましょう!

妊娠してから知っておきたいのは、3つの保険

保険には色々な種類があります。

でも、妊娠してから知っておきたい保険の種類は3つだけ。

  • 生命保険(死亡保険)
  • 医療保険
  • 学資保険

まずは、この3つが基本になります。

生命保険(死亡保険)

パパ、もしくはママが死亡した時に、残されたパートナーがお金をもらえる保険のこと。
未来の赤ちゃんのためにも、いざという時に入っておきたい保険です。

医療保険

病気で入院した時に、お金がもらえる保険。
設定した日額(1日あたり5,000円や10,000円が一般的)を、入院日数分もらえるというもの。

治療や入院にかかったお金とが補えます。
同時に、入院で働けなくなっても、その分の生活費が補えるという側面もありますね。

学資保険

学資保険については、名前は聞いたことあるけど、何のことかわからない・・・という人も多いと思います。

学資保険は、毎月お金を積み立てて行って、設定した年齢になったら、積み立てたお金+αの金額をもらえるというもの。
高校卒業時に年齢を設定して、大学の初年度納入金+αに当てる人多いですね。

貯金が苦手な人には、毎月強制的に積み立てられるので、子供の将来に備える武器になります。

また、パパやママが死亡した場合は、それ以降の支払いが免除されます。
さらに、一定の年齢になった時にもらえるお金も、最後まで積み立てた時と同じ金額になるというメリットがあります。





妊娠、出産での保険の使い方は3つです

それでは、ここまでお話しした「死亡保険」「医療保険」「学資保険」の3つは、妊娠、出産、子育てと経験していく中で、どのように活躍していくのでしょうか。
ちょっと複雑そうな感じがするでしょうか?

でも、大丈夫です。
押さえておきたい「保険の使い方」の基本は、次の3つだけです。

  • 妊娠中・出産時のトラブルに、医療保険で備える
  • 子供のための保険に入る
  • もしもの時に備えて、パパ・ママの保険を見直す

医療保険で、妊娠中と出産時のトラブルに備える

意外と知られていませんが、妊娠中のトラブルや出産時のトラブルにも、医療保険は適用されることがあります。
前にお話ししたように、医療保険に入っていると、設定した日額 × 入院日数が支給されます。
そのため、長期入院などになった場合は、治療でかかったお金や差額ベッド代を払ってもまだお釣りがくるケースも少なくありません。

妊娠中のトラブルに医療保険が適用されるケースの例としては、以下のようなものがあります。

  • 流産
  • 切迫流産
  • 妊娠糖尿病
  • 妊娠高血圧症候群
  • 切迫早産
  • 帝王切開

医療保険が適用されるのは、基本的に「健康保険が適用される医療行為が発生した場合」です。
なので、すべてのケースで医療保険が適用されるわけではありません。

生まれてきた赤ちゃんのためにかける保険

生まれてきた赤ちゃんにかけるのは、どんな保険でしょうか?
最初にお話しした「死亡保険」「医療保険」「学資保険」のうち、必要なのは「学資保険」だけです。

死亡保険を赤ちゃんにかける必要はありません

まず「生命保険」は、赤ちゃんに稼ぎがない以上、保険をかける必要はありません。
仮に赤ちゃんが死亡しても、家庭の収入が減るわけではないからです。
死亡保険をかけなければならないのは、パパとママの方ですね。

医療保険がなくても、赤ちゃんの医療費は賄えます

次に「医療保険」です。

確かに赤ちゃんが病気になったら医療費がかかる可能性はあります。
ただ、それはよほど特殊なケースで、ほとんどの場合は、健康保険と乳幼児医療費助成の制度で、ほぼ全額を賄うことができます。

そのため、生まれてくる赤ちゃんに医療保険をかける必要はありません。

赤ちゃんのためにかけるなら学資保険

最後に「学資保険」です。
赤ちゃんが育ち、やがて高校や大学に進学するときに、まとまったお金が必要になることがあります。
その時に、希望する進路に行けるように、「お金がないから諦めて・・・」なんてことを言わないで済むように、子供が小さい頃からお金を積み立てていくのが「学資保険」です。

基本的に赤ちゃんにかける必要がある保険はこれだけです。
ただし、学資保険も決して万能ではないので注意が必要です。

いざという時に生活を支える、パパの保険とママの保険

赤ちゃんが生まれて就職するまでの間、万が一、パパやママに何かがあっても生活を支えられないと困りますよね。
そのために活躍するのが、パパとママの死亡保険・医療保険です。

パパとママの死亡保険

死亡保険は、パパもしくはママが死亡した時に、まとまったお金をもらえるもの。

もし、大黒柱がいなくなってしまったら家計はどうなるでしょうか?

赤ちゃんが大きくなって、将来の進路を考え始めた時に、入りたい高校、大学を諦めてもらわないとならなくなるかもしれません。
生活も苦しくなってしまいますから、子供に、辛い思いをさせてしまうことになるかもしれません。

なので、赤ちゃんが生まれたら、死亡保険はしっかりと加入しましょう。
そうすれば、万が一の時でも、赤ちゃんが就職して働けるようになるまでは、生活や学費の心配をしなくても済みますね。

赤ちゃんのために、「死亡保険」は最も大切な保険になります。

パパとママの医療保険

パパまたはママが、大きな病気で長期間入院することになった場合は、2つのお金の心配があります。

  1. 入院や治療、手術にお金がかかり過ぎたら困る
  2. 入院している間、お給料が減ってしまったら困る

この2つの心配をクリアしてくれるのが医療保険ですね。
死亡保険と違って、短期間のお金の心配をクリアしてくれます。

入院・治療・手術にかかるお金は、健康保険と高額療養費制度でかなりの部分がカバーできます。
そのため、1)の点をクリアするだけなら医療保険は少額で、2)の点をクリアするなら少し多めに医療保険をかけるのが良いでしょう。

生命保険(死亡保険)と医療保険については、次の記事に詳しく書いて有ります。

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