排卵誘発剤と排卵促進剤|副作用は?不妊治療での使い方は?

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Gynecologist that prescribe oral contraceptives排卵誘発剤と排卵促進剤は、不妊治療では必ず出てくる薬です。
ただ、初めて処方されたり、初めて注射される時には何となく抵抗がある人もいると思います

そこで、この記事では、

  • 排卵誘発剤と排卵促進剤はどこが違う?
  • 副作用って無いのだろうか?
  • 注射と飲み薬はどちらを使うのだろうか?

など、よくある疑問点についてまとめてみました。

排卵誘発剤と排卵促進剤は違う

まず、排卵誘発剤と排卵促進剤は、異なるものです。

Fotolia_66696174_XS排卵誘発剤は、卵巣で成熟する卵胞の数を増やして、質の良い卵子を育てるために使われるものです。
排卵を促す作用も確かにあるのですが、それ以上に、「卵子を育てる」働きを期待して使われるものです。

それに対して排卵促進剤は、文字通り排卵を「促進」するためのものです。
排卵誘発剤で卵胞の育て、その大きさが一定の大きさになると、排卵促進剤を注射します。
そして、注射してから36~40時間後に排卵が起こるというものです。

排卵誘発剤・排卵促進剤ってどんな時に使うモノか?

排卵誘発剤は不妊治療で使う薬としては、最も一般的なものではないでしょうか。
ただ、不妊治療とは言っても使われるタイミングは色々あります。

Doctor that hit the injectionまず、タイミング法や人工授精に取り組む時に、妊娠確率を増やすために使われます。
排卵誘発剤で卵子をしっかりと育てて、排卵促進剤で育った卵子を計画的に排卵させます。

そうすることで、タイミング法でのセックスのタイミングや人工授精のタイミングを、ベストの状態に持って行けます。体外受精でも同じくで、こちらの場合は、より確実に卵子を育てて採卵するために、排卵誘発剤と排卵促進剤が使用されます。

また不妊原因となる病気の治療で使うこともあります。月経不順、無排卵、卵胞が大きくならないなどの排卵障害の場合や、黄体機能不全、多嚢胞性卵巣症候群の治療で使用する場合もあります。

排卵誘発剤や排卵促進剤には副作用があるのか?

排卵誘発剤にも排卵促進剤にも、副作用はあるので、そこを理解して処方してもらうのが良いと思います。

使用する製剤によって、副作用の度合いは違ってくるのですが、

  • 頭痛、目のかすみ、吐き気
  • 子宮内膜が薄くなる
  • 子宮頸管粘液が少なくなる
  • OHSS(卵巣過剰刺激症候群)を発症する
  • 多胎妊娠の可能性がある

といった副作用があります。

子宮内膜症が薄くなる・子宮頸管粘液が少なくなる

子宮内膜が薄くなれば、受精卵が着床しづらくなるために結果として妊娠率が落ちますし、子宮頸管粘液が少なくなれば、精子が子宮までたどり着けなくなるため、受精の確率が減ってしまいます。

OHSSが発症する

Young casual girl woman is having stomach ache.OHSS(卵巣過剰刺激症候群)は卵巣が腫れたり、腹水がたまってしまう症状です。
これは、排卵誘発剤の中でも、hMG製剤などの注射をした場合に多くて、クロミフェン製剤などの飲み薬ではあまり発症しません。

お腹が出てきて下腹部が苦しくなる程度の軽症のものから、肝機能や腎機能などの低下を招く重症もあります。
そのため、排卵誘発剤の注射をする場合は、医師からは「変化があればすぐに連絡するように」と言われるはずです。

多胎妊娠する可能性

排卵誘発剤の使用による最大リスクが、多胎妊娠

ところが、医師からは排卵誘発剤による多胎妊娠のリスクについて、しっかりと説明されていないケースもあるようです。

排卵誘発剤や排卵促進剤の使い方

Woman injecting fluid in her stomach不妊治療では、排卵誘発剤、排卵促進剤をどのように使っていくのか?ということを、治療を受ける中で把握しておかないと、「今、自分は何をしているんだっけ?」ってことが分からなくなります。

ところが、これ、複雑でわかりにくいんですよね。

しかも短い診療時間の中でテキパキと説明&指示されるので、十分に理解できないまま色々なことが終わってしまう場合もしばしばあります。

ここから下の記事では、体外受精を受けるにあたって、基礎知識として覚えておきたい内容をまとめてみました。

排卵誘発剤には、飲み薬と注射があって使い分ける

排卵誘発剤は、医師から「飲み薬」として処方されえる場合と、注射で投薬される場合があります。
飲み薬か?注射か?っていうのは実は意味があって、状況に応じて使い分けられます。

どちらが処方されるのか?なぜその選択なのか?というのは、不妊治療の中で、しっかりと認識しておくと良いと思います。

体外受精でピルを使う理由は?

排卵誘発剤や排卵促進剤を使う中で、ピルを併用することがあります。
「なぜ、不妊治療でピル?」ってちょっと違和感を持つ人、抵抗感がある人もいると思いますが、実はピルを用いるのはちゃんとした意味があるんです。

この記事では、不妊治療でピルが用いられる理由を書いていきます。

体外受精でピルを使う理由は?

ロング法、ショート法、アンタゴニスト法、低刺激法の選び方

体外受精の中で欠かせないのが、採卵をするために行う卵巣の刺激です。
この卵巣刺激方法には、ロング法、ショート法、アンタゴニスト法、低刺激法という4つの方法があります。

突然、医師からこんな名前言われてもすぐには飲み込めないと思うので、予め予習しておいた方がベターです!

ロング法とショート法の違いについて

上で書いた4つの卵巣刺激法の中でも、最もスタンダードなのが、ロング法とショート法。

このどちらかからスタートするケースが多いので、まずは、この2つの卵巣刺激法の違いについて、詳しく書きます。

アンタゴニスト法・低刺激法はロング法・ショート法と、どう違う?

ロング法とショート法の違いが分かったら、次はアンタゴニスト法と低刺激法についても詳しく知っておいた方がベター。

卵巣への刺激を抑えて、体への負荷を減らす卵巣刺激法になります。

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