不妊治療って何するの?5つのステップで理解する

不妊治療って、色々な事を知らないとならないので、細かいことを突き詰めていくと大変です。

この記事では、不妊治療の大まかな流れを紹介していきます。
それぞれの治療について、詳しいことが知りたい場合は、各リンクをクリックしてください。

不妊治療は、だいたい以下の流れで進んでいきます。

  1. 初診 ⇒ 検査
  2. タイミング法
  3. 人工授精
  4. 体外受精
  5. 顕微受精

初診では、その時にできる検査しかやらないので、その後最低でも生理1周期を使って何回か検査のために通院することになります。

また、タイミング法以降については、それぞれを何回か繰り返しながら、うまくいかなかった場合に、次のステップに進むというようになります。

それぞれのステップのどのくらいの時間がかかるのか?どのくらいの費用がかかるのか?というのは人によって変わってきます。

初診 ⇒ 検査

「妊娠したいのに子供ができない」という状況で、通院が始まります。

病院は、まず

  • 不妊症なのかどうか
  • 不妊症だとしたら、その原因は何か

を調べますので、そのために検査が必要です。

タイミング法

【回数】3~6回  【費用】数千円~2万円/回(保険がきくものが多い)

次にタイミング法という方法で妊娠できるよう、指導をされます。
タイミング法と言うのは、要するに、「排卵日を正確に予測して、それに合わせてセックスをする」というものですね。

基礎体温表を付けておき、排卵日近くになったら通院、卵巣で卵子が順調に育っているかチェックしながら、医師が排卵日を予測、セックスをする日を指示するわけです。

また、「排卵誘発剤」というのを打って、排卵がしっかりと行われるようにサポートしてもらうことが多いです。

保険が適用されるものも多く、コストは抑えられます。
それでもタイミングを取るごとに、検査や排卵誘発剤の注射が必要なので、1回タイミングをとるために、数万円かかるケースも多いようです。

人工授精

【成功確率】5~8%  【回数】5~6回  【費用】1~5万/回(自由診療)

タイミング法が上手くいかないと、今度は人工授精に移ります。
人工授精は、夫の精液をマスターベーションで採って、それを病院で洗浄・濃縮した後に、カテーテル(柔らかい管)で子宮に注入するというものです。

器具を使う以外は、ほぼ自然妊娠と変わらないのです。
ですが、成功確率が5~8%ととても低く、コストをかけられるなら、体外受精にジャンプアップしてしまった方が良い場合もあります。

ただし、女性が35歳を過ぎていて、妊活のタイムリミットが迫っているケースなどは、人工授精を飛ばして、次のステップ「体外受精」にすすむケースが多いようです。

体外受精

【成功確率】22~23%(年齢によって異なる) 【費用】20~60万/回(自由診療)

人工授精が上手くいかない場合、次は体外受精のステップに進みます。

体外受精は、男性の精液をマスターベーションで採精、女性の卵子を手術で卵巣から取り出し、シャーレ―で受精させます。
その後、無事授精したものを女性の子宮に戻して着床させます。

費用がかかるので、トライする回数は人によってマチマチですね。

また、35歳を過ぎると妊娠率が下がっていく一方、流産率が増えてしまいます。

顕微授精

体外受精は、通常シャーレ―で行うのですが、精子の運動量が少ない場合などは、さらに受精の確率を上げるために顕微授精を行います。

顕微授精の場合は、採精した精子を、ピペット(先が尖った注入器)で採卵した卵子に直接送り込むものです

精液中に精子が存在しない無精子症のケースでも、精巣から直接精子を取り出せば妊娠の可能性が出てきます。

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