秋田県の不妊治療助成金制度について

秋田県の不妊治療助成金は、他の都道府県に比べて手厚くなっています。

特徴的なのは、助成金の金額を上積みするだけでなく、助成回数についても多くしているところ。
年齢にもよりますが、他の都道府県よりも3回多く受けられるようになっています。

秋田県が実施する特定不妊治療費助成事業は、「幸せ運ぶコウノトリ事業」という名前がついています。

これは、国が定めた「不妊に悩む方への特定治療支援事業」を県が実施しているものです。
国が定めたものなので、どの都道府県でも実施しています。

でも、秋田県では、この助成金の金額と回数が、他の都道府県よりも多くなっているのです。

国が定めた特定不妊治療への助成金制度では、1回の助成金額の上限が原則15万円、ただしステージCとステージFの場合は7.5万円となっています。
※ステージとは、不妊治療がどの工程まで進んでいるかを表すものです。
　治療ステージC・・・以前に凍結した胚を解凍して胚移植を実施
　治療ステージF・・・採卵した卵が得られない、又は状態の良い卵が得られないため中止
　ステージにつていの詳細はコチラ

ところが、秋田県の助成金制度では、1回の助成金額の上限が20万円、ステージCとFについては10万円となっているのです。ちなみに、都道府県の助成金額が上積みされるケースは数例しかありません。

秋田県では、市町村独自の不妊治療助成制度があります。
そのため、助成金制度を活用する時には、秋田県と在住の市町村にそれぞれ申請が必要になります。

以下、秋田県内の市町村で実施されている不妊治療に対する助成金制度の一覧です。
平成26年度以降に初めて助成申請をした人を対象にしたデータに絞って掲載しています。
あくまでも、大雑把なデータなので、詳細は、在住の市町村に、必ず問い合わせてくださいね。