卵子の老化に関して知っておきたい3つのこと

年齢とともに卵子は老化します。卵子が老化すれば妊娠率は落ちていきます。だから少しでも早く妊活に入った方が良いのではありますが、ここで卵子の老化に関してケアしておきたいことをいくつかピックアップしたいと思います。


なお、卵子の質を少しでも上げたい!と思っている人は、妊活サプリを飲んでみるのも選択肢の一つ。
興味のある人は次の記事も参考にしてみてください。


卵子が老化するなら、若いうちの卵子凍結は有効か?

若いうちに卵子を凍結すれば、妊娠率は高くなる?

年齢とともに卵子が老化するのであれば、
若いうちに卵子を取り出しておいて、冷凍保存すればよいのでは?
と考えることもできます。

若いうちに卵巣から卵子を取り出しておき、結婚してから、冷凍保存していた卵子を使って体外受精を行うわけです。若いうちの卵子だから、妊娠率は高いだろうという考え方です。

でも実際には、若いうちの卵子の凍結は、あまり効果的ではないそうです。

未受精卵を凍結保存しても、妊娠率は高くない

若いうちに卵子を取り出しても、その中には質の良い卵子もあれば、悪い卵子もあります。

若ければすべての卵子の質が良いというわけではありません。

そのため、体外受精を行う時の受精卵の妊娠率と比べると、1/10~1/20の確率まで落ちてしまうそうです。

卵子の質と「子供の優秀さ」には関係がない!

「卵子の質」という言葉のイメージから、それが悪くなれば、生まれてくる子供の能力とかに影響はないのだろうか?って、ちょっと心配です。もし影響があるならば、遅くに作った子供は、能力が低くなってしまうのでは?って思ってしまいます。

ところが、実際には、この2つには全く関連性はないそうです。

卵子の質は、あくまでも、妊娠する確率に影響するだけであって、生まれてくる子供の能力には一切の関連性はありません。

昔の女性が40歳過ぎても子供を産めたのは、卵子が若かったから?

昔の女性は高齢出産が多かった?

戦前の日本の家庭では、とにかく子供が多かったようですね。5人兄弟、6人兄弟とか普通にいたようですし、大正時代などは40歳過ぎてからの出産も普通にあったようです。

では、それって、卵子が老化していなかったからなのでしょうか?

出産回数が多いと、卵巣への負担が減る

卵子は、今も昔も同じように歳をとっているはずです。胎児の時に原始卵胞ができるわけですから、実年齢+1歳が卵子の年齢。この事実は、今も昔も全く変わりません。

ただ、多産だった時代は、何人も子供を産むことで、今の女性よりも無月経の期間が長かったわけです。

月経は毎月卵巣に大きな負担をかけますが、それが無い期間が多いということは、その分、卵巣への負担が減りますよね。また、月経が止まっている期間が長いことで、子宮内膜症・子宮筋腫などの発症率も低く、妊娠を妨げる要因が少なかったようです。

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