生理不順や無月経を解消する栄養素は?

ポイントになる栄養素:ビタミンE コレステロール

月経不順や無月経なら、栄養素としてビタミンEやコレステロールをしっかりとることが大切になります。月経に異常があるということは、ホルモンバランスが崩れているかもしれません。

ビタミンEとコレステロールは、ホルモンバランスをサポートするには、なくてはならない栄養素なんです。

ストレスが自律神経を乱し、ホルモンバランスを乱す

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ストレスがかかると、自律神経が乱れ、その影響で脳の視床下部がバランスを崩します。

脳の視床下部はホルモン分泌の指示を行うところなので、視床下部がバランスを失えば、必然的にホルモンバランスも乱れてしまいますね。

生理周期は、ホルモンの分泌によって成り立っていますから、ホルモンバランスが崩れれば、生理の周期は乱れてしまいます。

こんな風に、ストレスはホルモンバランスを崩して、生理不順や無月経の原因の一つになってしまうわけです。

ビタミンEは自律神経の乱れを改善してくれる

こういった状況にならないようにするために、ビタミンEを日ごろから摂取しておくことはとても大切になります。

ビタミンEには自律神経の乱れを改善してくれる働きがあるので、ストレスによる月経不順や無月経を予防するためには必要な栄養素です。また、ビタミンEは抗酸化作用があるので、ストレスによって発生した活性酸素を除去してくれます。

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活性酸素はストレスによって発生しますが、体を酸化させる物質です。そのため、血流が悪化して、卵巣機能に悪影響をもららすことになるので、強力な抗酸化作用がある物質は是非とも摂取しておきたいところです。

ビタミンCとビタミンEは、抗酸化物質としては最強の栄養素ですが、ビタミンEには、ビタミンCの働きを助ける作用もあるためどちらも摂取しておくのがベストです。

ストレスに対抗するためのその他の方法

また、精神的ストレスに対しては、ビタミンB群が精神を安定させる働きがある他、ビタミンCとタンパク質は、副腎から分泌される抗ストレスホルモンの材料になる大切な栄養素です。

無理なダイエットをしないことも大切。視床下部に影響して、ホルモンバランスを見出し、月経不順や無月経の原因になります。

過度な飲酒や喫煙、甘いものの摂りすぎも、活性酸素を増やす原因になるので避けて下さい。





コレステロールは女性ホルモンの原料

女性ホルモンがしっかりと分泌されなければ、生理は正しくめぐってきません。ですから、生理不順・無月経を改善するためには、まずは女性ホルモンがしっかりと分泌される状況を作ってあげないとなりませんね。

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コレステロールは女性ホルモンの材料になる大切な栄養素です。一般的に、コレステロールと言うと「ダイエットの敵」「健康のためには無い方が良い」くらいに思われがちですが、実はこれがないと女性ホルモンが生成されないんです。

ですから、しっかりと脂肪も摂って、コレステロールの摂取をすることも大切です。

ただし、コレステロールも摂りすぎには注意。余分なコレステロールが血液中に残ってしまうと血栓や動脈硬化の原因になります。

0-27これを防ぐためには、脂肪の中でも、「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる脂質が大切。善玉コレステロールを増やすことで、血流の改善をしてくれます。

※オメガ3脂肪酸についてはコチラに、善玉コレステロールについてはコチラに詳しく書いています。

また、コレステロールと一緒に、タンパク質の摂取は必要です。コレステロールはタンパク質によって全身に運ばれていくため、タンパク質無しでは、コレステロールが体内で働くことはできません。

痩せすぎで生理不順の人はタンパク質をしっかりと!

痩せすぎの人は、生理不順や無月経になりやすいです。もし、BMIが18以下、または体重が40kg以下であれば、少し太っていかないとなりません。

※BMIは、体重 ÷ ( 身長 × 身長 )で求める指標で、適正体重かどうかを表すモノです。BMIについては、コチラで詳しく説明していますので、良かったら読んで下さい!

炭水化物の大量摂取は控えて・・・

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この時に大切なのは、炭水化物を大量にとるのではなく、タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなどをしっかりと摂ること。

炭水化物の大量摂取は、血糖値が不安定になってインスリン抵抗性の原因になります。インスリン抵抗性は、排卵障害の原因にもなりますから、炭水化物を大量に摂取することは好ましくありません。

タンパク質をしっかり摂って体重を増やしましょう!

それよりも大切なのは、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなどををしっかりと摂ること。中でもタンパク質は特に大切です。

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タンパク質は筋肉を作ります。筋肉は熱を作りだし、代謝をよくしてくれるので、血流を改善してくれます。冷えやむくみが解消されるほか、なんといっても、卵巣周りの血流が良くなれば、妊娠しやすい体質のベースを作ってくれるのも嬉しいところ。

オメガ3脂肪酸なども一緒に摂取して、コレステロールもしっかり摂れば、それらが女性ホルモンの材料になってくれます。

※コレステロールとタンパク質の関係については、コチラを参照して下さい。

いずれにしても、脂肪を増やすのではなく、タンパク質の摂取によって、「筋肉を増やして体重を増やしていく」ということが、なによりも大切になるわけです。

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