滋賀県の不妊治療助成金制度について

滋賀県の不妊治療に対する助成制度は、手厚いとまでは言えないものの、普通には整っていると言っても良いと思います。

ただ、市町によっては、ホームページ上での情報公開がしっかりとされていないところもありますね。

また、突出して特色ある助成制度を打ち出している市町が存在していないので、若干横並び感が否めない面もあります。

滋賀県在住の人が不妊治療を受けていている場合、県と市町からそれぞれ助成金を受けることが出来ます。

県が行っている助成事業は、国が定めたものをそのまま実施しているもので、「不妊に悩む方への特定治療支援事業」と呼ばれています。対象は体外受精と顕微受精に限定されているので、人工授精やタイミング法のステップにいる人は、助成を受けられれません。

また、この助成金を受けるには、県に申請するようにして下さい。ただし、大津市に住んでいる人は、大津市が「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の実施主体になっているので、申請を大津市で受けてもらえます。

これとは別に、在住の市町でも、独自の不妊治療助成金の制度を設けています。

これには、

• 県の助成と同じように体外受精と顕微受精を対象として、県助成に上乗せするもの
• 一般不妊治療を助成対象とするもの
• 不育症への助成

があって、市町村によって、どのタイプの助成を行っているかは異なります。

以下、市町が独自に行っている助成金制度の一覧です。

なお、以下の表に出てくるステージC、Fという表記についてはコチラに説明を書いています。