セックスレスで、人工授精や体外受精は可能?

Doctors are encouraging patientsセックスレスで悩んでいるものの、子供だけは何とか欲しい・・・。
でも、
「人工授精してほしい」
「体外受精してほしい」
って病院で言えるんだろうか・・・・?

こんな風に悩んでしまっている人もいると思います。

でも、結論から言うと、セックスレスが原因でも、不妊治療を受けることは出来ます。
ただし、セックスレスに対するアプローチは病院によっても違って来るとは思います。

セックスレスで悩んだ末の不妊治療の方法は?

セックスレスで悩んでいるわけですから、タイミング法はできませんよね。

そうなると、不妊治療を受けるために病院に行くと、選択肢は3つになります。

  1. カウンセリングによるセックスレスの解消
  2. 人工授精
  3. 体外受精

カウンセリングを受ける

セックスレスこれは、夫婦関係や価値観によって変わると思いますが、セックスレスを解消したいと、どちらかが考えていれば、カウンセリングを受けるのも一つの方法です。

また、例え、セックスレスの解消には結びつかなくても、今後の不妊治療への向き合い方について、お互いの意思確認が出来る場にもなります。
「今後どうしたいのか?」って言うことがしっかりと話し合えないと、人工授精、体外受精と進んでいく不妊治療に夫婦で向き合うことができないですから。

カウンセリングは夫婦で受ける

さて、カウンセリングと言っても難しいことではなくて、不妊治療の専門医であれば、相談に乗ってくれます
事前に電話をして、セックスレスで悩んでいるので相談に乗ってもらえるか?という趣旨の問い合わせをしておくと、ベストですね。

Doctor to write to the medical record最初は、どちらか一人で相談に行っても良いかもしれませんが、最終的には夫婦で行くことが必要です。

セックスレスになってしまった原因や、今後どうしたいのか?など、夫婦でお互いの考えていること、感じていることがわからないと、セックスレスの解消はできません。

また、二人だけで話し合うよりも、カウンセリングが出来る第三者を交えて話し合った方が、意外と本音が言えて、「えっ?そうだったの?」みたいな気づきが出てきます。

セックスレスから人工授精へ

セックスレスの場合、その原因によって、人工授精・体外受精のどちらを選ぶかが決まってくる場合があります。

Data of basal body temperature人工授精の場合は、夫がマスターベーションによって採精をしないとならないですから、夫がEDであったり、無精子症・乏精子症・精子無力症といった男性不妊の場合は、適していないです。
(EDの場合はバイアグラなどを処方してもらうことで、解消が出来る場合もあります。)

また、妻が排卵に関して何らかの障害があれば、卵管内に卵子が出てこないわけですから、人工授精はできません。

そのため、まずは、人工授精が出来るかどうか、検査を受ける必要が出てきます。

検査段階でカウンセリングの意味が出て来る

先ほど、「カウンセリング」のところで、二人の意思確認のためにもカウンセリングが必要だと書きましたが、夫婦の意識の違いがあると、こういった検査の段階からうまくいかなくなってしまうんです。

特に夫が、精液検査を前にして、「俺は、別に子供なんていなくても・・・」なんて言うケースは、とても多いと言います。

また、夫の比ではないくらい、妻には体にも心にも負担がかかります。検査の種類も多いですし、実際に人工授精のための通院が始まれば、排卵誘発のための通院などは、本当に大変です。

セックスレスから体外受精へ

人工授精が不可能なケースは体外受精になります。ここは、セックスレスが原因かどうかとは関係なく、同じステップになりますね。

屋外のベンチに座って手をつなぐカップルただ、「セックスレスが原因で始めた体外受精」で注意したいのは、夫婦の意思疎通です。

体外受精になってくるとお金がかかります。
人工授精までの比ではありません。1周期あたり20万~80万の費用がかかります。
※不妊治療の費用については「不妊治療にかかる費用は?健康保険は適用される?」を読んで下さい。

高額な費用がかかりますから、生活の中の何かを犠牲にしないと捻出できない家庭がほとんどだと思います。
夫婦間で、高額な費用を「不妊治療」のために使うということが納得できていないと、夫婦仲に亀裂が入ってしまいます。

セックスレスでも不妊治療費の助成金は受けられる?

セックスレスの場合の不妊治療助成金については、医師の判断次第・・・といった所が大きいでしょうか。

患者に説明をする医師助成金を受けるためには、「医師が不妊治療によってしか、不妊の克服が出来ないと判断する」ことが条件になっています。
助成金の申請書には、医師の署名欄がありますから、基本的には医師の判断にゆだねられていると言えます。

ですから、助成金の申請を前提に不妊治療を受ける場合は、初診段階で、医師に確認をした方が良いです。医師の考えもありますから、不妊治療を受けてから、「こんなはずじゃなかった!」とならないようにして下さいね。


なお、男性用の妊活サプリを探している人は、次の記事を参考にしてください。


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