気になる男性不妊の検査。精液検査の流れや費用は?

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不妊の原因の半分は男性側にあると言われています。
だから、不妊治療をする際には夫にも検査を受けてもらう必要があるのですが…
男性って検査にあまり乗り気ではないんですよね。

たしかに自分の精液を調べられるのって、抵抗があるのは女性からしても分かる気はします…
それでも、不妊治療は夫と二人三脚で行うものなので、男性にはちゃんと検査を受けてもらいたいところ。

ここでは、男性の不妊検査は何をして、どのような流れで進んでいくのかを見ていきます。
内容がつかめてしまえば、必要以上に身構えずに検査を受けられるかもしれません。

主な男性不妊の検査

精液検査

男性不妊の検査で、一番重要で基本の検査は「精液検査」です。
これによって精子が正常な状態かどうかをチェックします。

検査での主なポイントは、
 ・精液の量 
 ・精子の数と濃度 
 ・精子の運動率(精子が元気かどうか)
 ・精子の形態(奇形がないかどうか)
この5つです。

各項目の基準値はWHO(世界保健機関)によって定められています。

ただし、これはあくまで最低限の数値なので、この数値が正常というよりも、これを下回ったら異常だと思っておいてください。
例えば精子の運動率だと40%となっていますが、当然50%の方が妊娠しやすくなります。

検査では、これらの他にも精液の酸性度(ph値)や白血球の数などを調べたりします。

問診

精液検査の他には、問診と視診・触診があわせて行われます
問診では、一般的な健康状態のチェックや、普段の生活習慣や食生活、夫婦の性生活の頻度などについて聞かれます。

視診・触診

その後、視診・触診で精巣(睾丸)の大きさや硬さが正常かどうかなどを調べます。
精巣の大きさは、オーキドメーターという模型と比較して測られます。
硬さも重要なポイントで、それは柔らかいものほど精子を作る働きが弱いとされているからです。

超音波検査や血液検査など

その他には、男性不妊患者の3〜4割にみられる精索静脈瘤を調べる超音波検査や、ホルモンの値をチェックするための血液検査などが男性不妊の一般的な検査内容となっています。

採精のやり方と流れ

精液検査のためには、当然精液を採取しなければならないのですが、採精方法には2つのパターンがあります。
1つは病院で検査当日に採取する場合、2つ目は自宅で自分で採取した後に病院へ持参する場合です。

どちらの場合も専用の容器に精液を取り、その後すぐに検査となります。
精液の検査には、精子の鮮度が重要になってくるからです。

採精する

クリニックの「採精室」での採取

まずはクリニックで採取するやり方について。
精液検査をする際にはこちらの方の場合が多く、また基本的にはクリニックでの採取が推奨されています

クリニック内には「採精室」と呼ばれる個室があり、DVDや雑誌などが用意されています。
イメージとしては、ネットカフェの個室のような感じですね。
モニターがあって、リクライニングチェア、ヘッドフォンがある、非常にシンプルなもの。

ここでマスターベーションにより、所定の容器に精液を取って検査となります。

不妊治療が専門のクリニックでは、このような完全個室の採精室があり、プライバシーが保たれているので良いのですが、総合病院などの不妊外来になると、普通にトイレの個室でってこともあります

さすがにトイレというのは、人の出入りもあるし落ち着かないですよね。
気になる方は、検査を受ける前にそういった設備があるのかどうかもチェックしておくと良さそうです。

自宅採精には注意が必要

次に自宅で採取したものを持っていくやり方について。
この方法なら自宅なので人目も気にならず、リラックスした状態でできるのが一番のメリットです。

しかし、自宅での採取にはいくつもの注意点があるんです。

まず、原則的には自分の手での全量採取となります。
奥さんに手伝ってもらう方もいますが、それでは余計な雑菌が入ってしまう事があります。
また、コンドームから移すというやり方もNG!
なぜなら、コンドームには殺精子剤が入っているので、正常な精子の状態で検査ができないから。

次に、採取した後の時間と温度の管理も重要です。
精子は採取してから時間が経つと、質がどんどん悪くなっていきます。
そのため、採取後30〜1時間以内に病院へ持って行けるようにしましょう。

温度も重要で、「人肌」や「室温」程度を保って運べるようにしてください。

このように、自宅での採取は気楽で良いのですが、問題は気をつけなければいけない事が色々とある点です。
また、採取後すぐに検査ができるということからも、できる限りクリニックで採取をするのが良さそう!

検査結果を待つ

さて、採取した精液はすぐに検査されます。
採精室を利用した際は、容器を部屋に置いておき、看護師がそれを回収することが多いようです。
それ以外の場合や自分で採精した際には、窓口まで自身で持っていくことになります。

自分のものを見られるのは恥ずかしいものですが、そこは向こうはプロですから心配しなくても大丈夫。

混雑具合にもよりますが、一般的には30分〜1時間程度で結果が出るようです。

説明を受ける

結果が出ると医者から各項目についての具体的な説明を受け、その後の治療方針などを決めていくことになります。

採取してから検査が終わるまでに、全部で数時間ほどをみておけば良いでしょう。

検査にかかる費用は?

費用は基本的な検査項目だけなら、保険が適用されて1,000円程度ですが、精液はその日の体調によって左右されるので、検査は複数回おこなわれるのが普通です。

クリニックによって精液検査の値段はまちまちで、数千円〜5千円のところが多いですが、その違いは検査項目が何かによります。
例えば、正常な精子の形態率を調べる検査は保険適用ではなく自費となります。

そのため、事前に問い合わせをして、検査ではどのような項目をチェックしてくれるのかを確認するようにしましょう。

問診を受けたり、精液を採取して検査されたりと、確かに男性にとってはストレスになることだと思います。
けれど、不妊治療は夫婦二人三脚で行うものですし、もし男性側に原因があれば、女性不妊の検査に余計なお金をかけずに済むかもしれません。

また、精液などの非常に敏感な話題に、専門家から様々なアドイバイスをもらえる機会はそう無いですから、いいチャンスと思って検査を受けてみてはいかがでしょうか?


なお、検査によってわかる男性不妊の原因について詳しく知りたい人は次の記事を読んでみてください。


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