道後はり灸接骨院の香川先生に kodakara について伺いました
妊活サプリ kodakara は、不妊専門院が開発したという、ちょっと珍しいサプリです。
開発されたのは、道後はり灸接骨院の院長 香川大輔先生。
不妊治療の現場で日々頑張っていらっしゃる香川先生に、妊活サプリの開発についてのお話を中心に、不妊治療に臨むにあったって大切なことを伺ってきました。
妊活サプリ kodakara の開発について
— 不妊治療に携わる先生がサプリの開発をするのは珍しいと思います。どんな動機で、サプリを作ろうと思ったのですか?
香川: 当院での不妊治療の患者様で、遠方の方はやはり頻繁に治療に来られる事ができなかったので、そういった方達に何か治療の代替になるようなものがあればと思ったのがきっかけです。
— サプリに入れる成分は、どのように決めて行ったのでしょうか?
香川: 当院で実際に研究し、患者様に実践していただいていた食材がベースになっています。それをさらに不妊治療の大家である義父の池田啓二氏に協力していただき、決定いたしました。
— 疲労回復、冷えの改善、貧血改善など人によって様々な効果が実感されているのには、何か理由があるのでしょうか?
香川: 不妊の原因は多種多様です。kodakaraはそれらの原因を広範囲でカバーできるように作られているので、人によって効果を感じる部分に違いが出てきます。
— kodakaraには、多種多様な成分があって・・・妊活に必要と思われる成分のほとんどが入っているのでは?と思うほどです。ここまで色々な成分を入れたのはなぜですか?
香川: はっきりとした不妊の原因を特定する事は、実は中々難しいものです。たとえば冷え性を自覚していたとしても、虚弱体質など他の原因が隠れている場合もあります。また、特定の成分だけを摂取するよりも、色々な成分を摂取する事で相乗効果も期待できます。食事でも30品目以上とるのが良いとされているのと同じです。ただ、やみくもに色々な成分を入れたから良いというものでもありません。効果を打ち消し合う組み合わせもありますし、取り過ぎが良くない成分もあります。最大限に効果を出し、なおかつ身体に悪影響がでないように、配合バランスには特に注意をはらいました。
— kodakaraにはマカと葉酸がどちらも入っていますね。これには、何か理由があるのでしょうか?
香川: マカはビタミン・ミネラル・アミノ酸を高含有する完全食と言われていて、精力UPが期待できます。マカは男性の精力剤として知られていますが、肉体のエネルギーを高めたり精神を元気づけたりと、妊活中の女性にも心強い食品です。
また、葉酸は異常出産のリスクを軽減し、母乳の出を良くします。貧血の防止にも優れています。妊娠に気付いた時は、当たりまえですが、すでにお腹の中には赤ちゃんが宿っています。また、無事に出産するまで気は抜けませんし、母乳が赤ちゃんの免疫に絶大な効果をもたらす事も知られています。妊活時だけではなく、妊娠中や産後の事も考えると、葉酸は必須の食品となります。
香川先生が行っている不妊治療について
— 治療開始後、半年から1年間で32%と、一般的な不妊治療の成功率と比べても高い確率だと思います。これだけのことが可能なのには、何か秘訣があるのでしょうか?
香川: 治療に加えて、食事や生活習慣に関するアドバイスを徹底しています。やはりご本人達の意識や努力も大切な部分なので、守っていただいた方は妊娠される確率が高いですね。私からのアドバイスはkodakaraご購入者の方にもメルマガでお届けしています。
— 「自然治癒力を増加させる事で妊娠力を高める」と書いてありますが、自然治癒力と妊娠力には、どのような関係があるのでしょうか?
香川: 自然治癒力とは身体が持つ細胞の再生エネルギーの事です。妊娠とは卵子と精子という細胞を生み出す事から始まりますから、非常に関わりが深いのです。
— 先生のところには、どのような悩みを抱えて来院する人が多いですか?
香川: 30歳を過ぎてから妊活を始めた方で、着床しない、流産してしまうという悩みが多いですね。基礎体温がガタガタの人が多いです。またほとんどの方が、食事や生活習慣をどうしたら良いのかいう質問をされますね。近年は男性不妊症でご来院される方も少なくありません。
— 妊活中の女性がやってはいけないことを、してしまっている・・・というようなケースはありますでしょうか?
香川: 圧倒的に多いのが、湯船につからずにシャワーで済ましているケースです。シャワーは手軽ですが、湯船の様に水圧での血行促進効果が無く、また足が十分に温まりません。足に冷えがある方は基礎体温がガタガタになりやすいです。不妊治療のツボも、特に足のツボが重要視されています。
— 不妊治療で、鍼灸治療院を選択する人に多いのですか?
香川: 多いです。日本も西洋式の生活になって久しいですが、気候や人種の違い(下半身の筋肉量の違い)もありますので、できれば湯船にゆっくりとつかってもらいたいですね。
— 針や灸によって、主にどのような症状が改善されるのでしょうか?
香川: 基礎体温の正常化、不眠症、虚弱体質、むくみなどが改善されます。すると自然治癒力がUPしてきますので、新しい生命を宿す土壌が整ってくるわけです。
— 治療現場での経験で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えて下さい。
香川: 40代の方で、一年近く通院されていた方がいたのですが、治療中に、ご懐妊された事をそっと担当の先生に告げられたんですね。すると担当の先生が思わずうれし泣きをして・・・ちょっと泣き声が大きかったので、何事かとびっくりしました。20代前半の若い先生なのですが、多くの意味で良い経験をさせていただいたと思います。
不妊で悩んでいる方へのアドバイスをお願いします
— 妊活は、女性の精神的負担がとても重いと思います。先生からご覧になっていて、妊活との向き合い方で、アドバイスはありますか?
香川: まずは一人で抱え込まない事ですね。妊活はご夫婦で、また家族で協力していただくのが良いかと思います。また、不妊症の約半分は男性が関係していますので、私も男なので腰が重くなる気持ちがわかりますが、ご主人様には御二人で妊活をしているのだと理解していただけたらと思います。
そして、ご自分を責めるのはお止めになって下さい。これだけ日本という社会が成熟してくると、どうしても婚期や妊娠・出産の時期は遅れてきます。日本だけではなく、イギリス・フランス・オランダ・スウェーデンなどの先進国が、同じ様な状態です。ですから、妊活があなただけの、特別な事ではないと知っていただけたらと思います。
— 生活習慣などで、妊活に取り組む夫婦が、それぞれ取り組んだ方が良い改善ポイントはどんなことでしょうか?
香川: 食品添加物をできるだけ避けて、品数多く三食きちんと食べる。湯船にしっかりつかる。早めに寝る。
この3つなのですが、簡単そうで、中々難しい事でもあります。お仕事の関係で不規則にならざるを得ない方もいるかもしれませんし、何より、一ヶ月や二ヶ月続けたくらいではすぐに体質は改善できません。
また、卵子のもとである原始卵胞は180日かけて排卵されますから、体質が改善されてから、180日後の卵子が本当の意味での体質改善後の卵子になるんですね。とても根気が必要なんです。ですから、生活改善はもちろん大切なのですが、一番大切なのは、ご夫婦がお互いを思いやる心なんですね。
取材を終えて
香川先生からは、終始一貫、不妊で悩んでいる方への温かい気持ちが伝わってきました。妊活サプリ kodakara の開発も、遠方から来院できない人のために、少しでも多くの人が妊娠できるようにという気持ちから作られたとのこと。こういった人の想い・取り組みの一つ一つが、妊娠を希望する夫婦の支えになっていくのだなと、お話を伺いながら強く思いました。
最後になりますが、道後はり灸接骨院の院長 香川大輔先生、取材へのご協力ありがとうございました。
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