陰陽石 〜宮崎県の子宝スポット〜
陰陽石の基本データ
- アクセス 宮崎空港から車で1時間強
- 駐車場 あり
- 参拝料 なし
- 子授けの祈祷料 なし
- 子宝のお守り なし
- 開門時間 24時間
- 電話番号 0984-27-3611
- 住所 〒886-0001 宮崎県小林市東方3332-5
- 近隣の観光 三之宮峡、橋満橋、大久津古石塔群
- 近隣の温泉 こばやし温泉美人の湯
子宝の由来・特色
昇天しようとした龍が地上にいた美女に心奪われて、そのまま石と化して陰陽石になったという伝説が残されています。
そのため、古くから縁結び、子宝及び安産祈願の神として崇められていました。
また、美女に見ほれた龍が天から降りてきたという伝説もあり、別名「龍岩、夫婦岩」とも言います。
陰陽石の特色
霧島の噴火で堆積した溶結凝灰岩を川の流れが削ってできた、自然の陰陽石です。
陰陽石とは男女の陰部に似た形の石のことを指し、男性の陰部に似たものを陽石,女性の陰部に似たものを陰石と言います。
石は男石(陽石)が高さ17.5メートル、女石(陰石)は周囲5.5メートルもあります。
以前は陰陽石のあたりはもっと水量が多く、陽石の根本にある陰石は見えていませんでした。
また、陰陽石は「生産の神」としても崇められており、子授けだけでなく、農業を含む全ての生産物が無事に生まれるよう願う、人々の自然な信仰の対象でした。
他にも、明治の詩人「野口雨情」がこの地を訪れた際、「浜の瀬川には二つの奇石 人にゃ言うなよ 語るなよ」という唄を残しています。
確かに、知らない人が見たらびっくりするでしょうね。
陰陽石の歴史
小林市の陰陽石は古くから子宝のご利益があると伝えられてきましたが、観光地として有名になったのは1910年代に新しい道路が建設されてからだそうです。
その後、1950年代に市による施設が出来て、その頃からはB級観光地として人気になりました。
現在も9月に「陰陽石祭り」が開催されています。
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