DHCなどの安い葉酸と高い葉酸どっちが良い？

葉酸を飲もうと選んだ時、製品の種類の多さに辟易とした人も多いかもしれません。

そこで気づくのですが・・・実は、葉酸サプリって価格差が凄いのです。
安いものであれば1ヵ月300円くらいで買えますが、一方で、高いものだと1ヶ月分で8,000円を超えるものがあります。

まず、
なぜこんなに価格差があるの？
というのが疑問です。

さらに、これだけ価格差があると、
安い葉酸サプリと高い葉酸サプリ、どっちを買ったら良いの？
と迷ってしまいます。

この点について、以下、調べたことをまとめてみようと思います。

実際に、上記の全メーカーの葉酸サプリを購入して、値段による違いを比べてみました。
葉酸サプリを値段の高いものと安いもので比べた時
「値段が高くなっても、そんなに変わらないな・・・」
と思える部分があります。

それは、
葉酸の量と飲みやすさ
の2点です。

厚生労働省は胎児の奇形防止のため、1日当たり400㎍の葉酸をサプリメントで摂取するよう通達を出しています。
この1日400㎍の葉酸は、安い葉酸サプリでも取ることが出来ます。

また、値段が高いからと言って、葉酸がたくさん入っているということはありません。
むしろ、厚生労働省からも、葉酸を摂りすぎることは好ましくないとして、1日あたり1,300～1,400μg以上は取らないように注意を促しているほどです。

葉酸サプリの飲みやすさは、錠剤の大きさと臭い・味によります。

高いものと安いもので、サプリの飲みやすさを比べてみましたが、価格との関係は全くありません。

むしろ、天然由来の葉酸を使用したオーガニックな葉酸サプリが味と臭いがキツい傾向がありますね。

粒の大きさは、高い葉酸サプリと安い葉酸サプリを比べても、あまり変わりがありません。

葉酸サプリを値段の高いものと安いもので比べてみると、
「値段が高い方が良いな」
と思える部分もあります。

それは、より妊活用サプリとしての特徴を備えてくると言うこと。
具体的には、

• 葉酸以外の成分
• 安全性の開示
• サポート力

の3点が変わってきます。

値段が高い葉酸サプリには、値段の安いものに比べて、妊娠体質に近づくための色々な成分が含まれています。
実は、この部分が、葉酸サプリによって価格が高くなる一番の理由ですね。

どんな成分が含まれているのかというと、
ビタミン・ミネラルやザクロ・生姜・ルイボスなど、
血流を良くしたりホルモンバランスを整えたり、活性酸素から体を守ったりするための成分です。

妊活は、不妊治療を受けるだけではなく、食事・運動・睡眠などにも気を付けながら、少しでも妊娠しやすい体質を目指していくことが大切。
どちらにしても、葉酸サプリは胎児の奇形防止のために摂らないと考えれば、葉酸と一緒に妊活に役立つ成分も摂れてしまえば便利です。

そのため、各メーカーは、葉酸に色々な成分を加えて製品化をしているわけです。

一般的に、価格の安い葉酸サプリを販売しているメーカーに電話しても、生産工場の安全性について、積極的に教えてくれない印象が強いです。

葉酸サプリは、未来の赤ちゃんのために飲むサプリです。
少しでも体に安全なものを飲みたいと思うのが人情ですよね。

一方、価格の高い葉酸サプリを販売している健康食品会社の方は、どんな工場で製造しているのか？といった部分についての安全性についての情報開示に積極的です。
やはり、妊活用サプリの専門性がある会社であるほど、安全性にこだわる心理を捉えてくれているのかもしれません。

最後に、これは、メーカーによって圧倒的な差がついている気がします。

価格の安い葉酸サプリを販売している大手メーカーのサポートに比べ、価格の高い葉酸サプリを販売している会社の方が、圧倒的に電話でのサポート力が上です。

妊活のために使用する人が多いことを考えて、妊活の相談にも乗ってくれるスタッフが電話サポートをしてくれます。

葉酸サプリの事に限らず、妊活全般に関する話にも応じてくれる体制を取っているため、これは心強いです。
サプリメントに関しては、医師は相談に乗ってくれませんからね。
メーカーや販売会社が相談に乗ってくれるなら、こんなに有難いことはありません。